リスニング力が急上昇する「音読練習方法」

1. 概要

内容

このページでは、「音読練習を実施する上でのポイント」と「具体的な練習メニュー」の提示をしています。

目的

この記事は、『正しい発音を意識しながらリスニング力を向上する』ことを目指した練習方法を紹介することを目的としています。

2. 音読練習のポイント

  • 音読(1日の練習目安:20回)
    • 音源を使わず、英文スクリプトを見ながら自分のペースで声に出して音読する。
  • オーバーラッピング(1日の練習目安:15回)
    • 英文スクリプトを見ながら、音源のスピードで一緒に読み進めます。 遅れを取らず、音とリズムを真似することがポイントです。
  • シャドーイング(1日の練習目安:15回)
    • 英文スクリプトを見ないで、聞こえてきた音声から少し遅れて、影のように追いかけます。
  • *プロソディ(リズム、ストレス、イントネーション、音の強弱)
  • *音声変化(リンキング、リダクション)

※プロソディと音声変化についての詳しい解説は下記の記事をご確認ください。

1-1 プロソディ(Prosody)

プロソディとは、英語の「リズム・ストレス(強勢)・イントネーション(抑揚)」などの音の流れのことを指します。 ネイティブの自然な英語には必ずこの「音の流れ=プロ…

1-2 音声変化 (Sound Changes)

英語の発音には、ネイティブらしく聞こえるために欠かせない「音声変化」という仕組みがあります。これは話すときのスピード感やリズムを保つために、単語同士の音を繋げ…

3. 練習メニューとステップ

題材選びについて

用意するもの1. 英語音源 (資格試験のリスニングパート、映画、ドラマ、TEDトークなど)
2. 英文スクリプト
3. 日本語スクリプト
題材の長さ150~200語程度(長い題材は分割がおすすめ)
レベル英語スクリプトを読んで6~7割程度内容が理解できる題材
完成度の目安1~2週間程度で80%以上の完成度を目指す

練習メニュー

※音読回数はあくまでも目安です。習熟度や発音レベルによって適宜調整してください。

STEP 1

英文スクリプトを見ながら音源をじっくり聴く。
STEP 2

音源を忠実に再現するように自分のペースで音読する(20回)。
STEP 3

英文スクリプトを見ながら音源と同じスピードでオーバーラッピングする(15回)。

※等倍スピードが速い場合は0.8倍速など低速でも可。
STEP 4

英文スクリプトを見ないで、聞こえてきた音声から少し遅れて、シャドーイングする(10回)。

※等倍スピードが速い場合は0.8倍速など低速でも可、また英文スクリプトを見ながらでも可。
STEP 5

センテンスの意味や文構造を理解しながら、さらにシャドーイングをやり込む(10回)。